賀寿祝いの記念品など長寿のプレゼントを解説

賀寿祝いの記念品について

お祝いの色やおすすめなプレゼントについて

60歳は「赤色」、70歳と77歳は「紫色」、80歳と88歳は「金色」、90歳と99歳は「白色」、100歳は「ピンク色か金色」がお祝いの基調色となりますので、その色にちなんだセーターやベスト、シャツ、ブラウスといった衣料品を贈るといったことがよく用いられます。

また、色にこだわることなく、絵筆や釣り竿といった趣味に生かせる品、日常生活を快適にする品を選んでください。

好きなお芝居の上等の席のチケットなども良いアイデアです。時期によって、マフラーなども喜ばれます。

いずれにしても、本人が選ぶものよりも少し若向きのものをお選びください。

おすすめの品物:歌舞伎などの観劇チケット、旅行券、釣り竿、絵筆、和装小物、陶磁器、ゴルフクラブ、ゴルフクラブのカバーセット、茶道具、碁盤、漆器、アクセサリー、日本酒やワインなどのお酒

☆無趣味の方、健康を損ねている方

また、無趣味の方や健康を損ねている方には、「電気毛布」や「羽布団」などを贈るのもオススメです。

おすすめ出来ないお祝いギフトについて

冠婚葬祭の贈り物は、現金や品物です。贈り物は、人間関係をスムーズにする、日本の礼儀のひとつでもあります。最近では、そのマナーや慣習もゆるく、薄れつつあります。贈り物のタブーについても、あまり気にする人はいなくなってきています。

とはいえ、せっかくの贈り物でタブーは避けたいもの。知っていけば、相手に不快な思いをさせずに済む、最低限のものをご紹介いたします。

☆ハンカチ・・・ハンカチとは漢字で「手巾(てぎれ)」と書くため、手切れを連想させるので、NGです。また、白いハンカチは別れを連想させるのでタブーとされています。

☆櫛・・・「苦」や「死」を連想させる「くし」は縁起が悪い贈り物です。

☆日本茶・・・弔事に使われることの多い日本茶は、お祝いの贈り物には不適切とされています。しかし、お茶好きな相手へ贈る際には、オシャレなデザインのものを選べば失礼にはあたりません。

☆印鑑・・・印鑑を贈るということは、責任を持てという意味が込められるため、両親や兄弟、上司以外が贈るのは避けた方がいいでしょう。

☆時計・かばん・・・時計やかばんは勤勉を意味するので、目上の人に贈るときには注意が必要です。親しい間柄なら問題ありません。

☆履物・マット類・・・相手を踏みつけるという意味合いから、目上の人に贈る時には注意が必要です。親しい間柄なら問題ありません。

数え年で祝うのか?満年齢で祝うのか?について

昔は数え年で祝うのがしきたりでしたが、現在は満年齢で祝うことが多くなっています。

お祝いを贈る時期について

お祝いを贈る時期は、誕生日の一週間前から誕生日の前日までの間にします。祝賀会がある場合は、当日に持参されても結構です。

お祝いの金額の相場について

高価な贈り物の場合などには、みんなでお金を出し合って贈るのが一般的ですが、大体の相場は以下の通りです。

贈る相手:両親・兄弟の場合・・・2万~5万円

贈る相手:祖父母の場合・・・1万~3万円

贈る相手:親類の場合・・・5千円~1万円

水引、表書き、名前など、のしの書き方について

水引:紅白や金銀の蝶結び

のし:あり

表書き/上書き:「敬寿」「賀寿」
「祝○○歳(○○のところには、「六十」や「七十七」などを入れてください)」
「○○御祝(○○のところには「還暦」や「古希」などお祝いの名称を入れてください)」など

表書き/姓名:上書きよりやや小さめのフルネーム

のし・賀寿祝い

プレゼントに添えるメッセージカードの文例について

プレゼントに添えるお祝いの言葉の文例を紹介しています。

○○のところには、「還暦」や「古希」など、それぞれの年齢のお祝いの名称を入れてください。

・ご長寿バンザイ! いつまでも健康で、明るく楽しい日々を送られますよう、お祈りいたします。

・○○おめでとうございます。いつまでもご健康で明るくお過ごしくださいますよう、お祈りいたします。

・つつがなく○○を迎えられましたこと、お喜び申しあげます。いつまでもお元気で。あわせてご家族の皆様のご健勝をお祈りいたします。

・つつがなく○○を迎えられましたこと、心からお祝いを申しあげます。一層のご健勝とご多幸をお祈りいたします。

・謹んで○○のお祝いを申しあげます。いつまでも、お健やかでいらっしゃいますよう、心からお祈りいたします。

・謹んで○○のお祝いを申しあげます。ますますお元気で長生きされますよう、お祈りいたします。

・めでたく○○をお迎えの由、心からお祝い申しあげますとともに、ますますのご健勝をお祈りいたします。

・めでたく○○をお迎えの由、心からお祝い申しあげますとともに、ますますのご健勝を祈念いたします。

内祝いのマナーについて

長寿の祝いを特別な誕生日のお祝いと考えれば、お返しは特に必要はありません

とはいえ、長寿にあやかりたいという願いに応え、長寿のめでたさをともに祝うという気持ちから、お返しをしたらいかがでしょう。その場合、それぞれのお祝いに応じたお返しをするのではなく、一律にお礼をします。

☆時期について

お祝いのお返しは、本人が会を主催した場合は引き出物として「当日」お渡しします。

周囲の人が会を開いてくれて招かれた場合は、「後日」、記念品を贈ります。

☆金額の相場とおすすめ品について

現金をいただいた場合は、金額の半分から3分の1程度になります。

品物は、おめでたさを表すものがふさわしい品です。一般的には、赤飯や祝い菓子、「寿」の入った紅白の饅頭などが多いようです。

特に長寿にあやかりたいという願いに応える意味では、本人自筆の色紙や短冊を贈るのも喜ばれるでしょう。

【お返しの品】赤飯・菓子の詰め合わせ、紅白饅頭、紅白砂糖、かつお節パック、名入れの花瓶など

☆のしの書き方について

水引:紅白の蝶結び

のし:あり

表書き/上書き:「内祝」「賀寿内祝」「○○内祝」「○○記念」(○○のところには「還暦」や「古希」などお祝いの名称を入れてください)など

表書き/姓名:上書きよりやや小さめのフルネーム(名前の右肩に年齢を入れます)

☆お礼状のマナーと文例について

長い人生の節目を特に祝ってくれたのですから、感謝の気持ちを率直に表します。

お礼をする相手は、ほとんどが年下の人になるわけですから、自分の気持だけでなく、相手を思いやる言葉を入れたいものです。

本人が手紙を書くのが不自由であったら、身内の人が代わって礼状を出すのがマナーです。

「贈答のルールとお金の事典」より

「冠婚葬祭 お金のマナー便利帳」より

「贈り物とお返しのマナー事典」より

「神事・仏事のしきたり」より

「大人のマナー便利帳」より

「NTT D-MAIL」より

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