100歳お祝いののしについて
水引、表書き、名前など、熨斗の書き方について
水引:紅白や金銀の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「敬寿」「賀寿」「祝百歳」「百寿御祝」など
表書き/名前:上書きよりやや小さめのフルネーム
名前の書き方(3名まで)について
水引:紅白や金銀の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「敬寿」「賀寿」「祝百歳」「百寿御祝」など
表書き/名前:3名までの連名の場合↓
氏名を真ん中に書きます。右から左へ、目上の人から順に書きます。友人たちで贈る場合はアイウエオ順に。3名まではこの書き方にします。
名前の書き方(4名以上)について
水引:紅白や金銀の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「敬寿」「賀寿」「祝百歳」「百寿御祝」など
表書き/名前:4名以上の連名の場合↓
代表者の氏名と左下に小さく「外一同」と書き、別紙に全員の名前を書いて中包みに入れます。
名前の書き方(夫婦連名の場合)について
水引:紅白や金銀の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「敬寿」「賀寿」「祝百歳」「百寿御祝」など
表書き/名前:夫婦の連名の場合↓
夫はフルネームで、妻は名前だけを夫の位置に揃えて書きます。
数え年で祝うの?それとも満年齢?
昔は数え年で祝うのがしきたりでしたが、現在は満年齢で祝うことが多くなっています。
お祝いを贈る時期について
お祝いを贈る時期は、誕生日の一週間前から誕生日の前日までの間にします。祝賀会がある場合は、当日に持参されても結構です。
お祝いの金額の相場について
高価な贈り物の場合などには、みんなでお金を出し合って贈るのが一般的ですが、大体の相場は以下の通りです。
贈る相手:両親・兄弟の場合・・・2万~5万円
贈る相手:祖父母の場合・・・1万~3万円
贈る相手:親類の場合・・・5千円~1万円
おすすめなプレゼントについて
100歳のお祝いの基調色は「ピンク色」または「金色」になります。
ですので、100歳のお祝いでは、「ピンク色」や「黄色(金色)」のパジャマ、セーター、ベスト、シャツ、ブラウスといった衣料品がプレゼントによく用いられます。
また、杖、補聴器、老眼鏡、補助器具、電気毛布といった日常生活を快適にする品を選んでください。おしゃれな小物、絵筆といった趣味に生かせる品を贈るのもオススメです。
特に毛布や枕、マッサージ器など、健康に関連したものを贈るのがよろしいかと思われます。
おすすめ出来ないお祝いギフトについて
冠婚葬祭の贈り物は、現金や品物です。贈り物は、人間関係をスムーズにする、日本の礼儀のひとつでもあります。最近では、そのマナーや慣習もゆるく、薄れつつあります。贈り物のタブーについても、あまり気にする人はいなくなってきています。
とはいえ、せっかくの贈り物でタブーは避けたいもの。知っていけば、相手に不快な思いをさせずに済む、最低限のものをご紹介いたします。
☆ハンカチ・・・ハンカチとは漢字で「手巾(てぎれ)」と書くため、手切れを連想させるので、NGです。また、白いハンカチは別れを連想させるのでタブーとされています。
☆櫛・・・「苦」や「死」を連想させる「くし」は縁起が悪い贈り物です。
☆日本茶・・・弔事に使われることの多い日本茶は、お祝いの贈り物には不適切とされています。しかし、お茶好きな相手へ贈る際には、オシャレなデザインのものを選べば失礼にはあたりません。
☆印鑑・・・印鑑を贈るということは、責任を持てという意味が込められるため、両親や兄弟、上司以外が贈るのは避けた方がいいでしょう。
☆時計・かばん・・・時計やかばんは勤勉を意味するので、目上の人に贈るときには注意が必要です。親しい間柄なら問題ありません。
☆履物・マット類・・・相手を踏みつけるという意味合いから、目上の人に贈る時には注意が必要です。親しい間柄なら問題ありません。
プレゼントに添えるメッセージの文例について
・ご長寿バンザイ! いつまでも健康で、明るく楽しい日々を送られますよう、お祈りいたします。
・百寿おめでとうございます。いつまでもご健康で明るくお過ごしくださいますよう、お祈りいたします。
・つつがなく百寿を迎えられましたこと、お喜び申しあげます。いつまでもお元気で。あわせてご家族の皆様のご健勝をお祈りいたします。
・百寿おめでとう。あんまり無理をしないでね。いつまでも元気で、優しいおばあちゃんでいてください。
・つつがなく百寿を迎えられましたこと、心からお祝いを申しあげます。一層のご健勝とご多幸をお祈りいたします。
・謹んで百寿のお祝いを申しあげます。いつまでも、お健やかでいらっしゃいますよう、心からお祈りいたします。
・謹んで百寿のお祝いを申しあげます。ますますお元気で長生きされますよう、お祈りいたします。
・めでたく百寿をお迎えの由、心からお祝い申しあげますとともに、ますますのご健勝をお祈りいたします。
・めでたく百寿をお迎えの由、心からお祝い申しあげますとともに、ますますのご健勝を祈念いたします。
「冠婚葬祭 お金のマナー便利帳」より
「贈り物とお返しのマナー事典」より
「神事・仏事のしきたり」より
「大人のマナー便利帳」より
「NTT D-MAIL」より